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2026.08.31
読了時間目安
4分
日々の業務ですぐに活用できる「AIでできる小技集」シリーズ第8弾。
今回は、「ひとり起業家のWebサイトを整えるAI活用5ステップ〜文章編〜」をテーマにお届けします。
ホームページは準備したものの、「これでサービスの魅力や自分らしさが伝わるだろうか……」そんな風に思っていませんか?
この記事では、AIを使ってキャッチコピー・サービス紹介・プロフィール・事例・FAQの“下書き”をつくり、自分の言葉で仕上げていく5つのステップを紹介します。これからホームページを立ち上げる方にも、参考になるヒントが見つかるはずです。

そもそもWebサイトは、「あなたが何をしている人で、どんな価値を提供できるか」を、まだ会っていない人にも24時間伝えてくれる場所です。SNSだけでも発信はできますが、投稿は時間とともに流れていくため、「ここを見れば分かる」という場所があると、紹介や問い合わせにつながりやすくなります。
ひとり起業家のサイトでまず整えたいのは、凝ったデザインより次の5つのポイントです。
①トップページのキャッチコピー
②サービス紹介(メニュー)
③プロフィール(自己紹介)
④事例紹介・お客様の声
⑤よくある質問(FAQ)
この5つの下書きをAIに出してもらい、そこに自らの体験談やニュアンスを足して仕上げていく。それが今回のゴールイメージです。

既にサイトがあるなら、いきなり書き換えずにまずは現状把握から始めます。現在の自己紹介文やサービス説明をAIに伝えて、第一印象を聞いてみましょう。
| プロンプト例 |
|---|
| この自己紹介文から分かること・分かりにくいことを教えて |
| プロンプト例 |
|---|
| ここのサービス紹介文を読んで、『誰向け・どんな悩み・どんな結果』が伝わるか整理して |
あわせて「本当はどう見られたいか」「どんなお客さんに来てほしいか」も伝え、現状とのギャップを言語化してもらいます。これだけで、直すべき場所や方向性がはっきりします。
まだサイトがない場合は、ステップ2から進めていきましょう。

トップページのキャッチコピーとサービス紹介文の下書きをAIに作ってもらいます。
| プロンプト例 |
|---|
| ◯◯というサービスをしている◯◯です。ターゲットは◯◯で、◯◯という悩みを解決したい。トップページのキャッチコピー案を10個、日本語で提案して |
良いコピーとは「誰の・どんな悩みを・どう解決するか」が伝わるものです。
たとえば「丁寧なサポートが自慢です」より、「はじめての確定申告でも、専門用語ゼロで伴走します」のほうが、対象と価値が明確で伝わりやすくなります。前者は“自分目線の宣伝”、後者は“お客様目線の約束”になっている点が違いです。誰に何を届けるかが曖昧なコピーは、印象に残りにくいので注意しましょう。
サービス紹介も、「メニュー名+ひとこと説明+誰向けか」をセットでAIに伝えてたたき台を書いてもらい、自分の言葉に置き換えやすい案を2〜3案に絞りましょう。

プロフィールは、AIに「インタビューしてもらう」と魅力や強みを引き出しやすくなります。
| プロンプト例 |
|---|
| ◯◯私の経歴や想いをプロフィールにしたいので、順番に質問して |
とAIに伝え、答えた内容をまとめてもらいます。
事例紹介は、「お客様のBefore/After/自分がしたこと/相手の感想」を箇条書きでAIに渡し、読み物形式に整えてもらうとスムーズです。この際、実名・金額などは仮の状態でAIに伝え、最終的に自分で差し替えるのが安心です。

お客様が不安に思いがちな点はどこか、AIと一緒にリストアップしてみましょう。
| プロンプト例 |
|---|
| このサービスを初めて利用するお客様が不安に思いそうな質問を10個考えて |
当てはまるものを選び、回答の下書きを作ってもらいます。FAQは検索面でも有利ですが、一番の役割は「お客様の不安を先回りして減らすこと」です。その視点で質問と回答を整えると、お客様にとっての安心材料が増えます。
「料金はいくらか」「どんな流れで進むのか」「初心者でも大丈夫か」など、実際に聞かれた質問をためておくと、自社らしいFAQに育っていきます。

最後に、AIの下書きを自分の言葉に整えます。
土台5パーツすべてにおいて、次の4点を確認しましょう。
・トーン:普段お客様に話す口調に合っているか
・事実か:実績・価格・対応範囲に誤りや誇張がないか
・差別化:自分ならではの強みや具体例が入っているか
・長さ:冗長すぎず、読みやすいか
「AIの答えをそのままコピペしない」「自分の体験や言葉を1〜2か所は必ず差し込む」などのルールを決めるのがおすすめです。直したら、もう一度AIに伝えて「読みやすさ」をチェックしてもらうと仕上がります。

Webサイトは作り直さなくても、「土台5パーツ」をAIの下書き+自分の手直しで少しずつ整えることができます。これから作る場合も、紹介したステップで進めるとスムーズです。
AIは“書き始めの相棒”、最終的な表現や具体例の追加は自分が担う——この役割分担なら、専門知識がなくても伝わるサイトに育てられます。まずは「プロフィール」など、1つだけでも試してみてください。
次回は「ひとり起業家のWebサイトを整えるAI活用5ステップ〜クリエイティブ編〜」をお届けします。ぜひご覧ください。
Q.デザインと文章、どちらを先に整えるべきですか?
A.文章を先に整えるのがおすすめです。「誰向けで・何をしている人で・どんな価値があるか」を伝えることを最優先に、デザインはその後整えていきましょう。
Q.AIが書いた文章をそのまま使ってもいいですか?
A.おすすめしません。トーン・事実・差別化・長さの4点を確認し、自分の体験や言葉を1〜2か所は必ず加えましょう。そのまま使うと、どこかで見たような無個性なサイトになりがちです。
Q.そもそもサイトは必要ですか?SNSだけではダメ?
A.SNSの投稿は流れていくため、「ここを見れば分かる」という拠点があると安心です。紹介や問い合わせの受け皿として用意しておくと、きっと役立ちます。
Q.文章を書くAIは何を使えばいいですか?
A.ChatGPTなど、対話形式で指示できる生成AIであれば十分です。大切なのはツール選びより、「誰向け・どんな悩み・どんな結果」を具体的に伝える聞き方です。
Q.事例やお客様の声も、AIに作ってもらっていいですか?
A.素材の整理や文章化はAIに任せてもいいですが、内容は創作ではなく事実に限ります。そして、実名や金額はAIにはそのまま伝えず、最終的に自分で加筆するようにしましょう。
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