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2026.08.03
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様々な会社のリーダーや創業者の半生を追いかけて心躍らせる「創業者オタク すずきすい氏」に、多様な創業者たちの名言を紹介いただきました。今回は、スズキ創業者・鈴木道雄氏の言葉として広く紹介されている一節をご紹介します。


鈴木道雄氏は、日本を代表する輸送機器メーカー・スズキの創業者として知られています。1887年に静岡県で生まれ、幼い頃から機械づくりに興味を持ち、家業である綿織物産業を支えるため、使いやすい織機の開発に取り組んだとされています。
1909年、鈴木氏は鈴木式織機製作所を創業しました。使いやすさと品質を追求した織機は高い評価を受け、日本国内だけでなく海外にも輸出されるようになったとされています。その後、1920年には会社を設立し、事業をさらに発展させていきました。
戦後になると、織機市場の変化を受け、新たな挑戦として二輪車や自動車の開発へと事業を転換します。自転車に小型エンジンを取り付けた「パワーフリー号」や、軽自動車「スズライト」の開発など、人々の暮らしに役立つ製品を次々と生み出していきました。
こうした挑戦の根底には、「お客様が本当に必要としているものを届けたい」という思いがあったとされています。今回紹介する言葉は、その姿勢を象徴する言葉として広く紹介されています。

鈴木道雄氏の言葉には、ものづくりの出発点は「つくりたいもの」ではなく、「お客様が求めているもの」であるという考え方が込められているように感じられます。
新しい製品やサービスを生み出すとき、自分の考えだけを優先してしまうことがあります。しかし、本当に価値のあるものは、使う人の困りごとや願いに寄り添うことから生まれるのかもしれません。
鈴木氏は、時代の変化によって事業環境が大きく変わる中でも、お客様の暮らしに必要とされるものは何かを考え続けました。そして、「できない理由」を探すのではなく、「どうすれば実現できるか」を考え、挑戦を積み重ねていったとされています。
この言葉は、お客様の期待に応えようとする強い責任感と、困難を前向きに乗り越える実行力の大切さを伝えていると考えられます。また、鈴木道雄氏の「お客様のために挑戦し続ける」という思想を象徴しているとも言えるでしょう。
私たちは何かをつくるとき、自分の「やりたいこと」に目が向きがちです。しかし、鈴木道雄氏の言葉は、その先にいる「誰か」の存在を忘れてはいけないことを教えてくれます。
この言葉から学べることは、次の三つではないでしょうか。
① 相手の声に耳を傾ける
本当に必要とされるものは、相手を知ることから生まれます。
② できない理由より、できる方法を考える
困難があっても工夫を重ねることで、新しい道が開けます。
③ 人の役に立つことを原点にする
相手に喜んでもらいたいという思いが、挑戦を続ける力になります。
誰かのために知恵を絞り、行動を積み重ねる。その姿勢こそが、多くの人に長く愛される価値を生み出していくのかもしれません。
言葉の力を纏って、さらなる挑戦へ。
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